亜急性外傷とは?

こんにちはー

せっちーです。

さて、前回の記事で

接骨院で、健康保険を適用して手当てできる範囲は、急性外傷または亜急性外傷による捻挫、打撲、骨折、脱臼、挫傷または筋腱などの軟部組織の損傷と定義されています。

また骨折と脱臼の施術は医師の同意が必要になるので、簡単に言えば、急性期の捻挫、打撲、挫傷、骨折、脱臼にのみ健康保険が使えます。

とお話ししました。

急性外傷については前回の記事でもお話ししたので、今回は説明をしていなかった、亜急性外傷についてお話しします。

亜急性外傷とは?

亜急性外傷とは、日常生活の中であまり意識せずにやっている繰り返しの動作や、同じ姿勢を長時間続けている、または姿勢の悪さなどで、小さな歪みやストレスが身体に蓄積し、少しずつ関節や筋肉、靭帯などに傷がつき組織が壊れてしまうものです。

身体が歪んできた段階では、まだケガは起きてはいませんが、こういう動作が繰り返されることによって、普段、普通にやっている動作(起き上がる、立ち上がる、横を向く、物を持ち上げるなど)から関節やその周囲の筋肉や靭帯が損傷してケガが発生します。

これが亜急性外傷の発生メカニズムです。

つまり亜急性外傷とは、なにかしらの小さな外力が身体に蓄積し、ある日突然、痛みや症状を発するケガのことです。
スポーツなどの激しく動くもの、比較的強い外力が加わるものだけではなく、字を書くことや楽器の演奏、日常生活など、一つ一つの動作自体は小さな動きだが、長時間・長期間、動作を繰り返す事により、亜急性外傷が発生する場合があって、これらも保険適用範囲になります。

と悩んでしまうことがあると思いますが、その場合は問い合わせをしてみるのが良いです。
もちろん電話では症状を完全に把握できないので、保険が使えますとは断定しません。
しかし使えないだろう場合は、そう言ってくれますし、接骨院で対応できないケガの場合はどこに行ったほうがいいのか、アドバイスもしてくれると思います。
なのであまり考えすぎずに、一度問い合わせをしてみて下さい。
きっと丁寧に対応してくれると思います。
今回は亜急性外傷とは?
というお話をしました。
ケガだと思っていなかったものが、ケガになるんだ
と思った人もいたかもしれませんね。
ケガをした場合、対処が早ければ、その分、早く治る可能性があります。
あまり放置せずに医療機関に行くことをオススメします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA